極暑が過ぎ秋風に
心も体も心地よさを感じる頃ですね!
さて袋井市にあります可睡斎へ
座禅研修に行ってまいりました。
何も考えない「無」の時間を体感できるには
まだ何回か座禅を組む必要がありそうです。
下記は教えていただいた心得です。
「五観の偈」
一、功の多少を計り彼(か)の来処(らいしょ)を量(はか)る
【大勢の人の手を経て自分に与えられていることに感謝する】
二、己が徳行(とくぎょう)の全欠を忖(はか)って供(く)に応ず
【恵みに値するよう自己の反省向上をする】
三、心を防ぎ過(とが)を離るることは貪等(とんとう)を宗(しゅう)とす
【美食に貪らず・粗末な食事に怒らず・同じ食事に愚痴らない】
四、正に良薬を事とすることは形枯(ぎょうこ)を療(りょう)ぜんが為なり
【美味・不味・好き嫌いの心を離していただく】
五、成道(じょうどう)の為の故に今この食(じき)を受く
【心身を支える食物に感謝し毎日を大切に生きる】
各々の心の中に考えることはあると思いますが
美味しいもの・珍しいものを追い求め貪るのではなく
生きる糧として食事をすることを忘れずにいたいものです!