皆さん、こんにちは！
人事の望月です^^
11月も下旬に入りましたが
日中は日差しがポカポカして
温かい日が多い静岡です。
やはり地球温暖化の影響なのかな？
とつい環境問題を考えてしまう
今日この頃です。
さて。
先日、社長と週に１回の
人事ミーティングをしていたと時のこと。
今後の予定や
最近の社内の様子を話す中で、
ある社員の話に。
その社員は30代半ばの中堅で
普段は口数が少なく、
どりちらかと言うと
自分の感情や意見を
表に出す方ではない人です。
（建設業の職人さんによくいるタイプ）
※以下、仮称Aさん
社長がAさんに
「今度、今まで乗った事のない
大型クレーンに乗る勉強をしてみたらどう？」
とオファーしたそうです。
クレーンの世界は
大きい機械になればなるほど
経験や技術力、
健康な体、
安定した精神が求められる世界。
”大型機械に乗る”
ということは、まさに
「心技体」が
備わった人に与えられる
特別な任務なんです。
社長はＡさんの日頃の仕事ぶりをみて
更に上のクラスのクレーンに
乗る技量があると判断し、
提案したそうです。
社長のオファーを受けたAさんは
「あ、はい、分かりました。」と
いつも通り淡々とした返事。
「あんまりの乗り気じゃないのかな…」と
社長は思っていたようです。
しかし、
翌朝Aさんは社長のところへ来て
「昨日よく考えたのですが、
今度新しく乗る機械の練習
させてもらいたいです。」
と言いに来たそうなんです。
それを聞いた社長が
「”新しいことに挑戦すること”
そして
”自ら考えて行動すること”
に感動したんだよね。。。」
と言っていました。
普段、口数の少ないAさんが
そこまで考えていたということにも
社長は驚いていましいた。
危険やリスクと常に隣り合わせの
クレーンオペレータ。
機械が大きくなればなるほど
自分の中の不安や恐怖と
戦わなければいけないこともあるでしょう。
しかし、
それを乗り越えようとする姿、
自分なりに考えて行動し
ベストを尽くそうとする姿。
その姿は本当に美しい。
挑戦したその先の景色は
挑戦した者にしか
見ることはできません。
私は「”成功や失敗”は無い」
と思っています。
なぜなら、
その時々で自分にとって
必要な結果は”成功”となり、
必要でない結果が”失敗”と
なるからです。
挑戦したその先に得られるもの。
それは”経験”です。
かけがえのない経験が
その人を
高く、遠く、深く
成長させてくれるものだと
信じています。
Aさんの在り方に
私も胸が熱くなりました。
そして、
今後のさらなる成長と活躍が
益々楽しみになりました。
そんな社員がいるとうこと
挑戦できる場があるということに
あらためて誇りと感謝を
感じる出来事でした。